最高値を更新する株式指数への乗り遅れからFOMO(Fear Of Missing Out)を指摘する声が出てきているそうです。
これは投資における宿命でしょうし、いつまでも付きまとう問題なのだと思います。
相場が好調であればよりリスクを取ったものが報われます。
株式ではなく暗号資産の方が良かったのか、サラリーマン生活を続けるのではなく起業するべきだったか、些細なところでは割引やクレジットカードの優待といったところまで、まぁ煩悩に囚われている証と言った方が良いのかもしれません。
一種の宗教的な自己啓発の作用で自分自身が見えなくなってきているのかもしれませんし、そういった「より良い人生」への競争を促すのが資本主義社会の宿命なのでしょうか。
何れにせよ傍から見ているとそこに答えはあるように思えませんが、それを選んだ人もまたその人生を選び取っているのであり、それを否定するつもりはありません。
ただ、当ブログを訪れる読者の皆様は「そうではない何か」を探している方が多いのだと思います。