読書について

2019/06/12

書評



SPDRマンです。

投資家にとって情報を取得することは、投資判断を行う上で何よりも重要です。

日々のニュース、重要な指標、企業の決算、様々な情報に触れながら、
自らの投資の方針や売買の判断を決定してるかと思いますが、
本当に重要な情報、各々の投資哲学を作り上げてくれる情報を与えてくれるのは、
読書から得る情報なのではないでしょうか。

SPDRマンも本は大好きで、特に学生時代は、洋書や論文も含めて膨大な量の
文献を読みました。社会人になった現在でも、本の厚さにもよりますが、
大体週に2,3冊程度のペースで読書を続けています。

米国株投資を実践されている方の多くは、
ジェレミー・シーゲル氏の「株式投資の未来」(通称:赤本)を筆頭に
チャールズ・エリス氏の「敗者のゲーム」、
バートン・マルキール氏の「ウォール街のランダム・ウォーカー」などに
目を通された方も多いのではないでしょうか。

あるいはバフェット氏関連の書籍やボーグル氏の書籍などから影響を受けている方も
数多くいらっしゃるかと思います。
これらの本はどれも素晴らしい本で、この他にもベンジャミン・グレアム氏や
ハワード・マークス氏の書籍など、挙げ始めるときりがありませんが、
米国株投資家を続けていく上で、読書は本当に大切なことだと思います。

上記で挙げたような素晴らしい本であれば、どれを読んでも投資の本質を突き
総論的な内容のエッセンスを含め体系的に書かれているため、本当に勉強になりますが、
一般論としてはごく普通の投資に関する書籍を読むと、各論的な内容の話題が
非常に多いと感じます。これは、投資に関する書籍が実務に近い情報であることから、
実際の数字を用いて仮説を証明したり、今後の予測を立てる上で、過去の事例を
論理的に解説して行くことから、どうしてもそのようなアプローチになってしまう
のだと思います。

そこで、SPDRマンはこのブログで、投資に関する総論部分に当たる書籍の紹介を
していければと考えております。もしかしたら投資というよりは、
資本主義についてみたいな、堅苦しい内容のものになってしまうかもしれませんが、
定番の米国株の書籍を補完し、理解の助けになる書評となるよう頑張ります!

下記はトップ画像の都合で貼り付けた「読書について (光文社古典新訳文庫)から、
お気に入りの一節の引用です。
いかに大量にかき集めても、自分の頭で考えずに鵜呑みにした知識より、 量はずっと少なくとも、じっくり考えぬいた知識の方が価値がある。なぜなら、ひとつの真実をほかの真実と突き合わせて、自分が知っていることをあらゆる方面から総合的に判断してはじめて、知識を完全に自分のものにし、意のままにできるからだ。(8ページ)
自分で頭で考え抜き、素晴らしい結果につながる投資をしていきたいですね。

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