日経平均と勝負

2019/06/20

投資

1日チャート

(出典:ブルームバーグ

SPDRマンです。

本日(20日)の日経平均は強かったですね!
FOMCの結果から円高ドル安になったにも関わらず、崩れませんでした。
1557や1655などS&P500と連動するETFが為替とともに沈んで行く中、
値を崩さずに持ちこたえていました。

このような相場が毎日続くのであれば、S&P500関連のETFではなく、
税制面からも日経平均やTOPIXを用いた運用をしてみたくなる気もしますが、
実際に過去の動きはどうだったのか、1年チャートと5年チャートで
比べてみたいと思います。

1年チャート


5年チャート


1年チャートを見ると昨年末の下落からの回復が、S&P500ETFの方が強く、
良い結果に見えますね。5年チャートの方も最後が残念ですが、
日経平均も結構肉薄していますよね!

リーマンショック後辺りから比べてしまうと結構な差がついてしまうのですが、
ここ数年、安倍政権の誕生(もっと正確に言えば野田政権が解散表明した党首討論)
後からは、結構良いパフォーマンスなのです。

このブログは米国株のETFや投信を紹介するのブログですので、
どうしても米国株の優位性ばかりを強調してしまいがちなのですが、
近年、日本はアベノミクスやトランプ相場に支えられ、
(ブレグジットやチャイナショックもありましたが)意外と好成績なのです。

どうしても日経平均やTOPIXのチャートとS&P500のチャートを単純比較すると、
日本市場が劣っているように見えてしまいますが、あれは本来自国通貨建てではなく、
ドル建てか円建てのように通貨を統一して確認する必要があります。

ただ、通貨建てを統一してもやはり米国市場の方が強いというのが、
しっかりと比較した場合にも導き出される答えではあるのですが、
日本市場も近年は株主還元が徐々にではありますが進み、
働き方改革等労働市場の改革も進むことで効率性や生産性が上がり、
パフォーマンスが改善されることが期待されます。

本日のように米国の指数をアウトパフォームできる日が、
増えてくるかはわかりませんが、米国市場の様に安心して
投資できる市場になって欲しいとSPDRマンは密かに願っております。

ただ、資産運用を考える上では、株主還元が徹底され透明性の高い
米国市場のインデックスがこれからもデファクトスタンダードかと思いますので、
名前の通りSPDRをはじめとしたS&P500指数を主軸に運用を続けていくつもりです。

持つべきものは覇権国のインデックスです!


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