SPDRマンです。
今週のS&P500指数は横ばい圏で推移しておりますが、
為替のおかげで円建てでの資産が増えている様に感じます。
米国の利下げの下げ幅の期待値の後退や、ムニューシン財務長官の発言などで
ドル高に振れているという様な解説記事等も見かけますが、
株式以上に為替の動きは複雑であり、予想は難しい印象です。
SPDRマンは世間で言う所の帰国子女というヤツでしたので、
為替に関しては良い思い出も悪い思い出もあります。
親の駐在先が途上国だった関係で、為替の振れ幅が激しく、
現地建てのおこずかいは使っていた割には、日本に戻ると減っていなかったり、
逆に結構貯金していたはずなのに、日本円にすると目減りしていたりと、
通貨の価値とは何なのかよくわからない(あまり信用できない)感じがしておりました。
考えてみると、SPDRマンが米国株に偏重しているのも、基軸通貨である米国ドルを
間接的に保有できるということも関係している様な気がしています。
この差額を用いて投機を行うのがFX取引ですが、
通貨自体は価値を生まないので、トレードの能力が問われる投資対象だと、
個人的には感じております。
広い意味で通貨に投資するということでは、金への投資や
ビットコインへの投資も考えられます。
金は保有に手数料等がかかり配当もないためキャピタルゲイン狙いの
投資になりますが、有事の金とも言われる通り、リスクオンの時は
値下がりしやすく、下がっているときに仕込み、景気後退時に力を発揮する商品です。
近年ですと、レイ・ダリオ氏が金投資への言及を結構しており、
ポートフォリオにもSPDRゴールドシェア【GLD】が含まれております。
ビットコインはそれ自体が価値を産むかは意見が分かれるところです。
マイニングを普通の資源と同じ様に捉えるか、新しい価値の創出と捉えるか
によりますが、伝統的な株式投資家は否定的な立場の方が多く、
ベンチャーキャピタルや投機筋などは新たな投資商品として推奨したがる
傾向がある様に感じます。ICOやリブラは金融当局と揉めている一方で、
CMEはビットコインの信用取引をできる様にしましたし、国内でも
QUICKがビットコインの指数を作成するなど対応は割れています。
SPDRマンは価値を生み出す資産であれば、形や手段は問わない主義です。
ドル建てだろうと円建てだろうと、S&P500≒SPDR(SPY=1557)
と考えておりますので、通貨にはそんなにこだわりはありません。
ただ、日本で暮らす以上は日常生活で日本円の影響を一番受けますので、
ドル高円安に振れてくれるとちょっとだけ資産が増えた様な気分になるので、
ポジティブに捉えておこうと思います。楽観主義は投資家の味方です!
そしてSPDRマンも投資家の味方です!!
P.S. どなたかバニーサさんの行方を知っている方はいらっしゃいますか?
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