日本は金融緩和乗り遅れ?

2019/07/30

投資



SPDRマンです。

日銀の金融政策決定会合で金融緩和策を維持することになりました。
短期金利を-0.1%、長期金利を0%程度に誘導する金融緩和策の
現状維持を賛成多数で決めました。

他国が金利引き下げを実施する中、日本は金融緩和の波に乗り遅れました。
ただし、今後の世界経済の動向を注視し、「先行き、物価安定の目標に向けた
モメンタムが損なわれるおそれが高まる場合には、躊躇なく、追加的な
金融緩和措置を講じる」ことを新たに明記しました。

つまり、消費増税の根拠となる国内の指標の見かけ上の良さに合わせ、
現状維持しつつ、いざという時には手を打ちますよと、
追加緩和策を温存した形を取ったという解釈もできます。

言い方は良いのですが、国内の銀行が低金利で苦しむ中、
身動きが取れないというのが本音なのかもしれません。
ただ、国内の金融機関も日本が低金利すぎるため、
外国債券での運用を行っているため、日米金利差縮小に伴う円高は、
ケツに何かが刺さったかのごとくポートフォリオを痛めることになるので、
厳しい運営が続くことになります。

米国株ブログ村のブロガーさんはFOMCの方に神経を集中させていますが、
本来であれば、自国の中央銀行と、FRBの政策の比較を通して、
ポジションの調整を行うべきです。
しかし、日本の手札が少ないため、政策決定会合も
米国一極集中になってしまっている感があります。

SPDRマンは基本的に円換算で資産を確認しておりますので、
円高に振れれば、当然資産は目減りしてしまいます。
ただ、つみたてNISAの買い付け設定日が近いので、
本音を言えば基準価格には下がってもらって、安く買い付けを行いたいです。
(自分勝手な意見ですみません)

トランプ大統領には毎月末に大いに荒れて頂き、下がったところで
買い付け設定日を迎え、月初の米雇用統計でポジティブサプライズを
連発してもらい精神衛生上良い環境を維持して頂きたいものです。

SPDRマンは円建てでS&P500指数連動商品を買い付けているため、
リスクオフの際は、株安とドル安に伴う円高によるダブルパンチを
くらうわけですですが、ある意味割安で買い付けを行うことができる
チャンスでもあります。そしてリスクオンになった際は、S&P500指数
そのものよりも(見かけ上は)良い上昇率となります。

ETFであれば配当金が出るため、指数が多少下がったとしても、
投資のリターンを享受できている気持ちになりますが、
(本当は気がするだけなんですけどね)
投資信託の場合は分配金がでないものを選択しているため、
基準価格に反映されているのは頭では分かっているのですが、
本当に面白みに欠けます。

ただでさえインデックス投資は退屈と言われる投資手法ですが、
ブログのネタすらなくなりそうな勢いです。
ですのでSPDRマンは全てをETFから投信に完全移行する気は毛頭無く、
両方を併用して、引き続き資産を管理して行く予定です。

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面白みのない記事になってしまったことをちょっと反省しております…

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