(出典:Oppenheimer 19th Annual Consumer Growth and E-Commerce Conference)
7月に突入しましたね!SPDRマンです。
まだまだ、梅雨っぽさも残っておりますが、これから夏に向かうにつれて、無性に行きたくなるところ、ありますよね?
そうですプールです!
別に夏場ではなくても、室内プールで年間を通して汗を流し、鍛えておられる方もいらっしゃるかと思いますが、今回「役に立つか分からない、適当マイナー銘柄紹介シリーズ」(略称:適当シリーズ)の第一弾として取り上げたいのは、競泳用ではなく、アメリカの豪邸とかに必ずある、よく分からない形のプールの方です!
アメリカのテレビドラマとかですと、セレブの家でパーティを開催するシーンなんかがよく描かれていますが、その時に登場するアレです!!
卑猥な行為に走る者や、おバカな学生が羽目外してドラッグキメて浮いていたり、パーティが終わると絶対に後片付け大変だろうなと、毎回思っていたのですが、そんなセレブ達に(後片付けを含めた)ソリューションを提供しているのが総合プール企業、その名もプール【POOL】です!
ルイジアナ州コヴィングトンに本社があります。なぜか英語版のWikipediaにも企業説明のページがありません(笑)(2019年7月1日現在)
企業概要は下記の通りです。
プールは、スイミングプール用品、機器および関連レジャー製品の米国卸売販売企業。また灌漑や景観製品の販売代理店としても従事する。主にスイミングプール改築や工務店、プール用品スイミング販売する小売店、スイミングプールの修理とサービス業者、景観建設およびメンテナンス請負業者、政府、ゴルフコースや他の商業などが顧客。
(出典:Yahoo!ファイナンスより)まずは、株価の動きを見てみましょう。
見事なまでの右肩上がりですね!
なんとこの銘柄、ドットコムバブルやリーマンショックの際に、株価に大きな打撃を受けていないんです!
正確にはリーマンショックの頃は、影響を受けていないのではなく、サブプライムローン問題等で住宅着工件数の落ち込みとともに先に株価が崩れており、既に下げ切っていたと言った方が良いかもしれません。
ただ、それを考慮しても綺麗な右肩上がりです。
プールは海外事業や灌漑・景観事業など多角的に経営しておりますが、売り上げの85%はアメリカ国内のプール事業が稼いでおります。
1995年のIPOから現在に至る平均成長率は26%です。S&P500指数やS&P MidCap400(中型株指数)と比べてもその成長力が凄まじいです。
ちなみに本銘柄はNASDAQに上場しており、
もしかしたらETF等で間接的にお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
財務の内容も綺麗です。ただ、出来過ぎなところもありPER等は30を超えており、かなり割高に見えます。詳細は出典元のアニュアルレポートをご確認ください。
個別銘柄の紹介の「適当シリーズ」第一弾はいかがだったでしょうか?
ネタ企画にしては、ここ数年は大人気銘柄のVISAよりも高いリターンを安定して叩き出している銘柄の紹介になってしまいましたが、中小型株にもこのような優良企業が潜む米国株の良さを改めて確認させられた次第です。
このような優良企業を発見してしまうとついつい個別株に手を出したくなってしまいますが、そこをグッと堪えるSPDRマンなのでした。
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