ウォール街の新たな王者、インデックスファンド
(出典:WSJ 2019年9月20日 09:35 JST 更新 トップ画像含む)
SPDRマンです。
自分のような安易な投資家が高値掴みを警戒しているにも関わらず、
SBI・VOOの設定日の買い付けに悩み浮かれていることを思うと、
やはり米株のインデックスファンドはバブルの様相を呈して
来ているのではないかと感じることがあります。
「世紀の空売り」投資家、インデックスファンドに警鐘-CDOと類似
(出典:Bloomberg 2019年9月5日 9:53 JST)
昨年の今頃であれば、米国債の利回りの高さから連想される
暴落のシナリオに現実味があり、実際に年末に向けて下げていった際は、
このままリセッション入りかと思われましたが、
今年は利回りも低く、既に資金を引き上げている機関投資家や
ブロガーさんの動きを見ると、市場にはまだ資金の余裕があるようにも感じます。
有名投資家のリセッション入り予測が増えて来たのも、
更なる上昇へのポジショントークが含まれているのではないか、つい疑ってしまいます。
そういう油断が一番いけないのだと思いますが、
個別株に手を出せない以上、現時点では今の手法を継続するのみです。
パッシブ運用の米株式投信の資産、アクティブ運用投信を初めて上回る
(出典:Bloomberg 2019年9月12日 9:15 JST)
少し前の報道になりますが、インデックスファンドが、
アクティブ運用ファンドの運用額を上回りました。
運用コストに7倍近い差がありますので、
パッシブ運用に資金が流入して行くのは自然な流れかと思います。
(自身も安易に便乗している一人です)
ただ、自分が多数派側の投資手法に属することになるのには、
何故か強烈な違和感を感じます。(たぶん性格的な問題だと思いますが)
インデックス投資はもっと一般に普及して欲しいですし、
それによって資産形成に成功される方が
一人でも増えてくれることを願っておりますが、
そろそろ自分自身はインデックス投資から
身を引くべき時期が近づいて来ているのかもしれません。
ちょっと天邪鬼なSPDRマンでした。
少数派でいたい性分です