新閣僚の資産と株式について思うこと

2019/10/26

投資



第4次安倍第2次改造内閣 新閣僚15人の資産公開
(出典:NHK 2019年10月25日 17時41分)

SPDRマンです。

新閣僚の資産公開に関する報道がありました。

意外と少ないとか、思った以上に持っているとか、
この公開基準ではザル過ぎて、本当のところがわからないなど、
色々と思うことはあるかと思います。

政治家の資産は、個人資産と言うよりは、本業のための資金です。
国会議員は歳費や文通費で相当な額の身入りがある一方で、
政治活動、選挙活動等では莫大な資金が必要になります。

真面目に仕事をしようとする程、経費や人手は必要です。
政策秘書と公設第1、第2秘書以外の私設秘書は、身銭を切って雇います。

ちゃんと仕事をしていれば、資金は枯渇して行きますので、
政治献金や政治資金パーティーによって費用を調達します。
(この辺りの詳細は、各議員の「資金管理団体」の名前で検索頂くと
収支報告書が閲覧できます)

政治資金パーティーは、1口2万円のパーティー券(通称:パー券)を買って貰います。
ブラックな事務所だと、秘書に営業ノルマがあったりします。

長くなってしまいましたが、何を言いたかったのかと言うと、
議員の資産は、個人事業主や零細企業の収支報告のようなものなのです。

地元に金を撒いて辞任した大臣も今回の報告書には含まれておりましたが、
ある意味、議員本人の経営センスが問われています。

もちろん前提条件が皆異なるため、世襲で資金が潤沢な方もいれば、
叩き上げで借金を重ねて上り詰めて来た方もいます。

SPDRマンとしては、献金やパー券による資金調達だけではなく、
資産運用で、資金を賄える議員が増えてくれると、
株式投資に対する理解が広がって良いと感じておりますが、
そう言う世間の理解や風潮が必要なのも事実です。

新閣僚のうちポーフォリオを組んで株式を保有していると思われるのは、
加藤厚生労働大臣、江藤農林水産大臣、竹本IT担当大臣の3閣僚。
加藤氏と江藤氏は世襲(加藤氏は婿養子)、竹本氏は叩き上げ、
加藤氏と竹本氏は官僚出身です。

加藤勝信厚生労働大臣
【有価証券】福山通運1万4550株、日立製作所1万1千株、IHI1万株、オリエントコーポレーション1万株、三菱自動車工業1万株、いすゞ自動車1万株、群栄化学工業1万株、電気化学工業7千株、椿本チエイン6500株、旭硝子5千株、イーグル工業5千株、荏原製作所5千株、三菱UFJフィナンシャル・グループ5千株、六角3400株、JXホールディングス3040株、新日鉄住金3千株、和興産業3千株、積水ハウス2952株、ヘリオステクノホールディング2千株、タカタ1千株、NTT200株、任天堂100株、国債100万円、証券投資信託及び貸付信託等1479万円

江藤拓農林水産大臣
【有価証券】住友重機械工業1千株、山九1千株、三井住友フィナンシャルグループ100株、東京製綱100株

竹本直一IT担当大臣
【有価証券】日産自動車1万8千株、ソニー2200株、シャープ1千株、ソフトバンク1千株、JT500株、サムティ・レジデンシャル投資法人投資証券50株、日本リート投資法人投資証券10株、森トラスト総合リート投資法人投資証券5株、証券投資信託及び貸付信託等363万円

15名中、7名が株式を保有し、分散投資している方が3名。
付き合いでの政策保有株の可能性もあります。
(もし1銘柄でもETFだったら好感が湧きます笑)

貯蓄から投資へと長年言われ続けて来たにもかかわらず、
これが日本の現実です。

株式による資産運用が当たり前の世の中になって欲しいと
感じたSPDRマンでした。

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