投機で当たった時の凄さと堅実な投資の退屈さ

2019/11/11

投資



無名の空売り投資家が小規模バイオ株で大当たり-臨床試験失敗で急落
(出典:ブルームバーグ 2019年11月11日 8:49 JST)

SPDRマンです。

今朝ニュースを確認していたところ、
空売り投資家が当てた記事を目にしました。

こういう記事を見かけると、夢があるなと感じた一方で
やはり投機的な賭け方は専業投資家でなければ、
なかなか難しいと改めて感じました。

SPDRマンも学生時代、ビギナーズラックで当時は無名な小型株銘柄で
資産を何倍にもした経験があります。その一方で、何分の一かになった
クソ銘柄もたくさん保有しておりました(むしろクソ株の方が圧倒的多数派でした)

ただ、当時は相場環境が良かったためか、
不思議と全体では市場を大幅にアウトパフォームしておりました。
今だからわかるのですが、保有していた銘柄の中に大化けした銘柄が
たまたま含まれていただけで、それがなければ超絶アンダーパフォーム確定でした。
(注:当時はポートフォリオを組んでいるという意識すらなかったです)

この経験を通して、相場環境が良くても自分は結構ダメな株を購入して
しまうことを学びました。また、指数全体を押し上げるのは、
そのとき時流に乗っている、ごく一部の銘柄であることにも気が付きました。

運に助けられた経験でしたが、人の大成功の経験を聞くと
ついつい真似してみたくなってしまいますよね。

ちょうど2年前くらいの仮想通貨バブルの際はそんな雰囲気が漂っていました。
しかし結果は皆様ご存知の通りです。

大儲け出来る大相場のチャンスは、誰にでも巡ってきます。
それを活かせるかは運や才能が結果に大きく左右します。

当ブログに到達されている方の中には、
大相場をモノにする方も出てくるかと思います。

ただ、それはあなた自身の能力が高かったり、
運が良かった可能性が高く、再現性が極端に低いのです。

当ブログで紹介する投資スタンスは、
正直面白みはないかと思いますが、再現性は高いです。

投資で冒険することも時には必要かと思います。
(個人的にはそれが醍醐味であるとも思っております)
そして市場をアウトパフォームする凄腕米株投資家のブログを、
SPDRマンは一読者として楽しみにしております。

ただ、米国株にたどり着けているのであれば、
余計なお世話でかつ退屈なお願いかもしれませんが、堅実な投資方法のことも
心の片隅に是非とどめておいて欲しいと感じたSPDRマンでした。

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