S&P500指数とコンピューターの民主化の過程の類似

2019/11/20

ETF



SPDRマンです。

タイトルだけ読むと、よくわからないかと思いますが、
インデックスファンドの黎明期から現在までの変遷が、
コンピューターの民主化の過程とそっくりだと感じたので、ちょっとメモにしてみました。

もしかしたら、ちゃんとした比較研究があるのかもしれませんが、
先行研究を調べるのが面倒なので、記事のオリジナリティの保証は全くありません(笑)

インデックス指数もコンピューターもかつてはプロが用いる専門的なツールでした。
それを一般の人にも使える様にした革新者がいます。

インデックス指数はバンガードのジョン・ボーグル氏、
コンピューターはアップルのスティーブ・ジョブズ氏です。
バンガードが世界初のインデックスファンドを組成した様に、
アップルも世界初のパーソナルコンピューターを世に送り出しました。

しかし、新しい商品はコンセプトを理解されるのも根付くのにも時間がかかり、
時にはフォロワーに追い越されることもあります。
インデックスに関してはステート・ストリートによるSPDR(SPY)ETFの誕生、
PCにおいてはマイクロソフトによるWindowsのリリースが世の中の流れを変えました。
(ネイサン・モスト氏はETFの作成の際にボーグル氏に相談するも袂を分かち、
ビル・ゲイツ氏も当初ジョブズ氏の協力を仰ぎOS開発を試みておりましたが袂を分かちました)

SPYやWindowsは業界標準という成功を欲しいままにしますが、やがて強力なライバルが現れます。
それがブラック・ロック(IVV)であったり、Google(Android)の存在です。

しかし、ここで創始者が息吹を吹き返すのが面白いところ。
バンガードが(VOO)を誕生させ、アップルがiPhone(iOS)を世に送り出したのです。

インデックスファンドとコンピューターの民主化の過程を、
無理やり比較してみましたが、時系列や年代なんかも近いものがあり、
アメリカの金融とITのイノベーションが似た流れを辿っている様に感じました。

そして、もちろんAAPLもMSFTもGOOGもS&P500指数の主要構成銘柄です。
ちょっと変わった見方で指数を眺めてみるのも楽しいですね!

割とどうでも良いことに気がついたSPDRマンでした。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
まだS&P500指数で消耗しているの?

QooQ