2020年は｢日本株が米国株よりも有望｣は本当か
（出典：東洋経済オンライン 2020/01/23 5:15）
SPDRマンです。
よくある釣りタイトル的な記事に、敢えて引っかかり読んでみることにました。
2018、19年と2年連続で、日本株が、米国株を大きくアンダーパフォームしたので、
割安なため、今年は日本株がアウトパフォームするみたいな展開を期待しましたが、
結論は米国株が勝つか良くて引き分けという、なんとも無難な内容でした。
中央銀行の為替リスクや政治リスクのことを指摘し、日本経済の正常化と
2％インフレ実現はアメリカ頼みだということが書かれておりましたが、
日本に限らず、世界経済の成長はアメリカ頼みなのです。
途上国や人口ボーナスのある国は、自然な成長余地が残されておりますが、
その成長が必ず自国の株価に反映される訳ではありません。
その成長に寄与したグローバル企業が権益を握っている可能性を忘れてはいけません。
複雑に動く世界の中で、自ら考え抜いて判断し、これだと思える投資先や
最良の売買のタイミングに出会えたら、その経験を大切にするべきです。
米国株であれ日本株であれ、ちゃんと結果が出る企業は存在します。
もし判断に迷うようであれば、定期的にインデックスに投資するのがおすすめです。
株は後からでも買うことはできますが、時間や経験を後から買うことはできません。
今この瞬間を生きるのに、最善の選択と思えるお金の使い方をしたいですね！
結局、定期的に発生するこの手の記事にPV数を献上してしまったSPDRマンでした。
釣られました…