ブルームバーグ氏の立候補とウォール街

2020/02/19

投資


コラム:ブルームバーグ氏、金融界の利益犠牲に 富豪のジレンマ
(出典:ロイター 2020年2月19日 / 16:53)

SPDRマンです。

大統領選の民主党候補指名を目指すブルームバーグ前ニューヨーク市長は、
ウォール街出身の政治家として、また金融情報メディアのオーナーとして
非常に特殊な立ち位置にある方です。

当ブログをお読みいただく皆様は、ブルームバーグのニュースを読んでいる方が
ほとんどだと思いますし、また、人によってはブルームバーグターミナル
利用されている方もいらっしゃるかも知れません。

ブルームバーグ氏は私財を投じて選挙活動をしているため、
金融業界からの献金はありませんが、ウォール街の色を消す事はほぼ不可能です。

民主党での候補指名を獲得するには、金融規制の政策提案が不可欠です。
ウォール街に精通しているからこそ、その急所を突く政策を打ち出すことも
十分に可能です。

しかし、それは同時にブルームバーグ氏の経済的土台である事業と利益相反します。

大統領選に出馬するということは、そもそも金銭的な対価を求めているのではなく、
大きな権限のある仕事や世界的な影響力等、もはや地位や名誉の問題です。

当ブログが扱うのは、主に投資やお金、経済的自立等に関する話題が中心ですが、
他人様に迷惑をかけないことだけが果たして人生なのでしょうか。

世の中の大概のことはお金で解決できるのかも知れませんが、
金銭だけでは決して解決できない問題に取り組むのも、
それもまた一つの人生だと思うSPDRマンでした。

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政治や選挙の世界も結構面白いですよ

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