荒れる決算シーズンの中で信じられるもの

2020/04/14

ETF


大荒れの企業決算発表シーズン到来か、従来の尺度はほぼ通用せず
(出典:ブルームバーグ 2020年4月13日 15:37 JST)

SPDRマンです。

決算発表シーズンが到来しておりますが、出典元の記事にもある通り、新型コロナの影響でまともな数字が揃わないため、従来の予測がほぼ不可能な状態です。

プロが分析できない状況はある意味不幸な状況ではありますが、考え方を変えれば機関投資家も個人投資家と同じ条件で勝負をしなければならないということですので、個人投資家にはチャンスが訪れているということになります。

もちろんプロと同様の手法で市場に向き合って来た方には、間違いなく大変な相場ではありますが、機関投資家と異なり個人投資家の多くは四半期や年間のパフォーマンスを厳格に要求されない環境かと思いますので、ありきたりではありますが、こういうときこそ10年20年先も保有していたいと思える銘柄や商品に投資するべきです。(当ブログではインデックス連動のETFや投信をオススメしております)

当然決算でコケて大幅に下落する銘柄も出てくると思われますが、今はほぼどの銘柄も急落前に比べたら相当お得な水準で購入できるはずです。

市場での価格は常に適切なはずであるにも関わらず、バーゲンセールが発生するのは、本源的な価値のブレるからではなく、人の心情の変化と通貨自体の価値の変化が非常に見えづらいものだからです。

そもそもバーゲンセールという概念自体が、本来は非常に曖昧なものです。株式にしても、日々の暮らしの買い物にしても、等価交換し得る価値を適当に値付けしているだけです。つまり多くの価値は人々の共同幻想に過ぎません。(買いを煽るのにはとても便利な言葉です笑)

所詮投資は美人投票なのかもしれませんが、せめて投票するなら世間受けを考慮しつつも、自分の好みも反映させて投票するべきだと思ったSPDRマンでした。

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