明暗の分かれる環境を味方にしよう

2020/04/16

投資


米銀トレーディング部門、新型コロナ危機で立場逆転-軒並み大幅増収
(出典:ブルームバーグ 2020年4月16日 14:47 JST)

SPDRマンです。

ここ数年、苦戦が伝えられてきたヘッジファンドや投資銀行のトレーディング部門にとって、今回の急落は存在感を示す絶好のチャンスだったようです。

銀行業が貸し倒れの引当金を準備しなければならない環境にも関わらず利益を創出できているのは、低迷と縮小が続いていたトレーディング部門が牽引したからだそうです。

アクティブからパッシブへの大きな投資のトレンドの流れに逆らっていた方が、この四半期は利益になりました。(ただし金融セクターのパフォーマンスは不調のようです…)

投資は少数派であることの方が利益につながりやすい傾向があります。

当ブログは流行りに便乗したパッシブ運用(≒インデックス商品の利用)を推奨しておりますが、その逆を行く方がより良い結果をもたらすこともあるということを、如実に示す形になりました。

とは言え日本国内の投信全体の資産規模で考えると、伸びているとは言っても米国とは異なり、まだまだパッシブ運用系商品は既存のアクティブ系商品より資産額が小さいのが現状です。

ときには長期間結果が出ないこともあるかもしれませんが、少数派でいることを恐れず方針を堅持し続けることが、長期投資の成功の秘訣ではないかと感じたSPDRマンでした。

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