アングル:米経済、通常回帰は長い道のり 信頼修復の壁高く
(出典:ロイター 2020年4月17日 / 15:39)
SPDRマンです。
先の見えない環境の中でも株価は順調に戻しつつあります。
ただ、これが単なる株価の上昇なのか、既存の社会の価値が大きく変わろうとしているプロセスなのか、何が起こっているのかは各自の価値観で判断をしなければなりません。
出典元の記事によると、経済危機に伴う傷跡はそれを経験した世代の消費行動に大きく影響を与えているとのことです。
リーマンショックの引き金となった住宅市場の崩壊はミレニアル世代の住宅購入の忌避につながり、オイルショックが直撃した免許取得者はガソリンの使用量が少ないそうです。
こういった損失回避性の問題は、消費に大きな影響を与えます。今回の新型コロナ危機の場合、レジャーやイベント関連全体に影響を与えるため、個人消費に支えられた国にとっては大きな打撃です。
新しい消費の形を模索しながら、経済活動を活性化させていかなければならないのは、どこの国も同じです。その形をうまく見出せた国から立ち直って行くことになるのでしょう。
日本は意外と悪くはない環境にいる気がします。給付金を貯金することなく、投資するなり、買い物をするなり寄付を行うなり、ちゃんと回すことができれば、そこまで酷いことにはならないでしょう。(貯め込むのはダメです!)
当ブログをお読み下さる皆様は、アニマルスピリットの塊ですので、株価が下がればガンガン株を買って、株価が上がれば消費して経済を回してくれることでしょう。
投資や消費は自身のためにとどまらず、社会貢献だと思うSPDRマンでした。
景気は「気」からです!