先が見えないときこそ楽観的であれ

2020/04/07

節約


コラム:見えない緊急事態宣言の「出口」、延長ならGDP大幅減に
(出典:ロイター 2020年4月7日 / 17:21)

SPDRマンです。

当ブログを読み下さる方の中には、実体経済と株価の動きの乖離に戸惑っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

恐らくそれが本来であれば極めて真っ当な感覚であり、二番底を見据えて備えていることは悪くない選択だと思います。

ただ、真っ当な感覚で投資をしてしまっているようであれば、市場を大幅にアウトパフォームすることは非常に難しいです。

今、株価が上昇しているように感じられるのは、先の見通しの問題ではなく、現金の価値が崩れてきていることだと認識するべきです。

景気対策のために、前例のない規模で世の中にお金が回ることになるでしょう。それによって企業や個人は救われます。では何が犠牲になるのかというと、今回の場合はキャッシュの価値が犠牲になる可能性が高いです。

今、目の前で起きていることは、株価の上昇ではなく現金の価値の崩壊です。それが取引所というフィルターを通して見ると、まるで株価が上昇しているように見えるのです。

もちろん先のことは分かりませんが、物の価値を多元的に捉えることで、見えないことにも楽観的でいるべきたと思うSPDRマンでした。

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