【EMQQ】ランダム・ウォーカーのマルキール氏も「今は買い時」 (週間報告2020/04/19)

2020/04/19

投信


伝説のバートン・マルキール氏「今は株の買い時」
(出典:バロンズ・ダイジェスト 2020/04/19 08:59)

SPDRマンです。

今週のバロンズには、インデックス投資のバイブルとしてお馴染みの『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者、バートン・マルキール氏のインタビューが掲載されておりました。

著書ではインデックス投資の優位性を伝えておきながら、相変わらずマルキール氏本人の投資は超アクティブです。

CAPEレシオを眺めながら2019年にはキャッシュ比率を高め、今回の急落時に20%、30%下落地点でインデックスファンド(マルキール氏はVTI派です)を購入し、BNDの利回り低下を心配し【T】や【VZ】、【DUK】、【IBM】などの高配当株に持ち替えている模様です。

また、孫たちのための将来の投資先として、自身がアドバイザーを務めているエマージング・マーケッツ・インターネット・アンド・イーコマースETF【EMQQ】を購入しているそうです。

このあまり聞きなれない【EMQQ】ですが、新興国版QQQみたいなETFのようです。昨年米国一強の相場環境でほとんどの新興国ETFがS&P500指数をアンダーパフォームした中で、数少ないアウトパフォームした商品の一つです。(超優秀!なお日本での取り扱いは…)

Emerging Market ETFs' Year-End Push
(出典:ETF.com January 06, 2020)

気になる中身はテンセントやアリババ、ナスパースといった銘柄が構成銘柄の上位に名を連ねております。(詳細はオフィシャルサイト等をご確認ください)

インデックス投資の教祖的な存在も、市場は読めないと言いつつアクティブに動いているのは、やはりプロといったところでしょうか。

それでは、素人が取り組む今週の週間報告です。



全体で2.86%のマイナスです。
先週末時点では、22,323円、2.62%のマイナスでしたので減りました。
(先週比:-2,085円)

指数はしっかりと上昇しているのに下落しているのは、為替の影響ですね。これだけ不安定な相場環境であっても、やはり指数連動商品は(ちゃんと連動しているという意味でも)優秀です。

出典元の記事のタイトルは「今は株の買い時」となっておりますが、マルキール氏自身は買付を既に一旦終えております。

当ブログも便乗した見出しを付けてしまいましたが、買い時のタイミングがよくわからない場合は、定期買付がベストだと思うSPDRマンでした。

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やはり当ブログは傍流です

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