整いつつある環境を前に(週間報告2020/05/31)

2020/05/31

投信


投信ゼロコスト化で「数百万円」の恩恵 活用は道半ば
(出典:日本経済新聞 2020/5/31 2:00)

SPDRマンです。

景況感は依然として予断を許さない環境が続いておりますが、それとは別に個人投資家にとっての取引を行う環境は徐々に改善してきており、特にここ数年は凄まじく良くなったように感じます。

ネット証券を中心とした買付手数料の値下げラッシュ、優良な投資信託の信託報酬の値下げ競争、更には海外ETFの買付手数料無料化に優良な新規商品の誕生等、一昔前では考えられなかったくらい環境が良くなりました。

ここまで環境が良くなって来ると、後はその環境を生かすも殺すも結局はその人次第といった状況です。

それでは今週の週間報告です。



全体で5.08%のプラスです。
先週末時点では、21,828円、2.42%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+23,976円)

月間報告同様、結果的には上昇して5月の取引を終えました。

この週間報告に利用しているeMAXIS Slim米国株式(S&P500)も、純資産残高が1000億円の大台を突破しました。

三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」(以下、同ファンド)の純資産残高が28日に1020億円となり、設定(18年7月3日)から約1年11カ月で1000億円の大台を突破した。「eMAXIS Slim」シリーズは純資産残高の増加に応じて適用される信託報酬率が低くなる“受益者還元型”を採用しており、同ファンドは、500億円未満の部分の0.0968%(税込)、500億円以上1000億円未満の部分の0.09625%に続き、1000億円以上の部分は0.0957%となる。

米国株インデックスファンドで残高1000億円突破相次ぐ、低コスト背景に資金流入
(出典:モーニングスター 2020/05/29 19:10)

どんなに制度や環境が良くなったとしても、その恩恵を受けられる人が増えなければ時代や社会は良くなりません。

インデックス投資をする人が極端に増えれば市場が歪み、インデックス投資家の将来のリターンが結果的に低下すると言われておりますが、残念ながら日本国内においてはその心配をする必要が全くないほどに普及しておらず、結果として日銀がETFで買い支える歪なマーケットが形成されております。

好き嫌いや好みは別にして、投資を通して利益を得られ経済が回る環境のためには、個別株投資でもインデックス投資でも構わないので、その手法やスタイルを問わず投資家の母数を増やしていかなくてはなりません。

この辺りは国の政策で増やすのは限界があり、草の根の運動が功を奏します。

伝え方は人それぞれですが、ブログやSNSを通した投資の魅力?の発信は、投資成績には全く直結しなくとも、面白みがあると感じたSPDRマンでした。

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