下手な国家よりも優良企業の方が強い時代

2020/05/12

投資


デフォルト国、今年は過去最多となる公算が大きい-フィッチ予測
(出典:ブルームバーグ 2020年5月12日 20:21 JST)

SPDRマンです。

国家権力は絶大ですが、現代社会においては下手な国家よりも超優良企業の方が権力的には上かもしれません。

新型コロナの影響で、財政に不安のある国家ではデフォルトの懸念が高まっており、すでにアルゼンチンとエクアドル、レバノンの3カ国が債務不履行を起こしているそうです。

翻って米国市場に目を移すと、NASDAQ市場に上場する企業を中心に3月の急落がまるで嘘だったかのように最高値を更新する銘柄も出始めました。

世界に展開するグローバル企業の強さはもはや国家権力化してきております。一昔前であればその中心には投資銀行をはじめとした金融機関の存在がありましたが、現在その趨勢はテクノロジー系の企業に移って行ったようにも感じます。

世の中、名前の響きと実態が相反する事象はよく起きます。

国家の話をしましたので国内の自治体で例えてみると、47都道府県の一つである鳥取県や政令指定都市である静岡市よりも、東京23区の辺境である世田谷区や練馬区の方が人口が多いという現象が起きるのです。

県庁や政令市の方が圧倒的に権限や力があるにも関わらず、一般市未満である特別区に人口が流入し逆転現象が起きるのです。(首都圏一極集中の原因は諸説ございます)

それ程に人間は名より実を取るのです。でも無名の製品よりはTENGAに突っ込みたくなるのです。(それがブランド力というものです)

あまり信用できない国家権力よりも、比較的マシに思える優良企業を信じた方が報われる可能性が高い気がしたSPDRマンでした。

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