長期停滞への備え

2020/05/13

節約


FRBが追加策検討へ パウエル氏「長期停滞避ける」
(出典:日本経済新聞 2020/5/13 22:26)

SPDRマンです。

資本主義は基本的に右肩上がりの物語に沿って展開されておりますが、必ずしも順調に想定通り上手く行くとは限りません。

FRBは経済の長期停滞を回避するために追加の政策手段を模索しているようですが、マイナス金利政策を用いることへの肯定的な言及はありませんでした。

当ブログはインデックス系の商品を推奨する割には、金利の話を良くします。インデックス系商品の分配金は高配当株の配当金に比べるとはるかに利回りは低いですが、基本的に無配の小型株を扱っていた頃のことを思うと、十分に配当(分配)でお金を生み出してくれているように感じます。

高配当株を上手く利用しつつ、アウトパフォームしている投資家をたまに見かけますが、トレードや買付のタイミングが本当に上手い印象です。

決して無難な投資手法ではありませんが、長期停滞した場合、無配でボロボロになる株を握りしめるよりも、長期で報いてくれるのはたとえ多少の減配があったとしても配当金を出し続けてくれる優良高配当株です。(一応インデックス系の商品だと投資している覚えはなくとも、好き嫌いに関わらずちゃんと時価総額に応じて中に入っております)

最近はディフェンシブ銘柄が役割を果たしていないのではないかという指摘もありますが、それは保険と同様に本当に停滞に巻き込まれた時に初めて効果がわかることだと思います。(最近は債券の代わりにディフェンシブ株を利用する手法がトレンドのようです)

今ではなく将来を見据えて投資をしているのであれば、自身の好みとは異なる戦略の長所もしっかりと把握しておくべきだと思うSPDRマンでした。



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どんな手法にもそれぞれ長所と短所があります

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