中央銀行芸人

2020/05/18

投資


パウエルFRB議長、上院公聴会で19日証言-微妙なバランス芸必要に
(出典:ブルームバーグ 2020年5月18日 13:01 JST)

SPDRマンです。

世界経済の行方を左右するほどの権限を持つ中央銀行の総裁にとって最も必要な能力は、知性でも決断力でもなく演技力かもしれません。

味気ない本番よりも前戯が重要なのと原理は一緒です。

FRBのパウエル議長って本当に良い声してますよね!まさに役者で適任って感じがします。日銀の黒田総裁は最近ちょっと面白みに欠けますが、急にバズーカを取り出し発射して笑いを取っていた頃のこと思うと、やはり芸人です。

中央銀行の政策は非常に難解なものも多いためプロでも評価や判断が難しいことが多々ありますが、素人が判断するべきは会見や証言の面白さです。しっかりリアクション芸や渾身のネタで笑いを取れているかが非常に重要です。



学術的に経済を極めたり、財政金融政策実務で実績を積み上げ出世してきたスーパーエリート達に最後に求められるものは、よく分かっていない面々を懐柔する面白さです。

ネタが滑ると世界経済が滑落するという笑えないオチが付いておりますが、意外と世の中そんなもんだと思うSPDRマンでした。

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