米新興証取にブラックロック出資 今夏、取引開始へ
(出典:日本経済新聞 2020/5/13 4:17)
SPDRマンです。
コロナの急落後の指数の動きを見ると、NYダウやS&P500よりもナスダックの方が戻りが早い印象です。
もちろん現時点での判断はあまりにも早計かと思いますが、もし仮にニューヨーク証券取引所からナスダックへ市場を牽引する力のパワーシフトが起きていると捉えるのであれば、今後はメンバーズ・エクスチェンジ(MEMX)にも注目しておく必要があるかもしれません。
米金融9社、低コストの取引所新設を計画 NYSE・ナスダックに対抗
(出典:ロイター 2019年1月8日 / 03:34)
昨年(2019年)の1月にモルガン・スタンレーやフィデリティなど9社が連携し、低い手数料での取引を目的とした取引所の新設目指すことが報じられておりましたが、その後JPモルガンやゴールドマン・サックスなども参画し、今回ブラック・ロックやウェルズ・ファーゴも加わり、いよいよ機能する新取引所の構想が現実味を帯びてきました。
FRBの政策やバフェット氏の売却等で金融機関は非常に厳しい状況ですが、こういった厳しい時にこそ何か革新的なものが生まれきたりします。
ブラックマンデーの教訓として急落対策として生まれたのが「ETF」であったように何かが生まれてくるかもしれません。
それでは、その当時の何かを利用している今週の週間報告です。
全体で1.22%のマイナスです。
先週末時点では、11,501円、1.27%のマイナスでしたので増えました。
(先週比:+424円)
ほぼ横ばいです。指数は下落したのですが為替が円安に振れたため微増となりました。
ETFは残念ながら当時のアメリカン取引所の窮地を救うことはできず、その後アメリカン取引所自体は吸収合併されてしまいましたが、そこで生まれたETFは今日においても素晴らしい繁栄を遂げております。
何十年後かはもしかしたらナスダックよりもMEMX指数なるものがアメリカを牽引しているかもしれませんし、MEMX自体は消滅して無くなっているかもしれませんが、きっと何かを残してくれることでしょう。
今好調だからといって、今後が保証されているものは何一つありません。変わりゆく価値の中で、変化に対応できるものに価値を見出すべきだと思ったSPDRマンでした。
よく分からないけど新しい何か