ブルベア世代間対立

2020/05/20

投資


キャピタルGなど運用大手は株になお強気、重鎮の警告にも揺るがず
(出典:ブルームバーグ 2020年5月20日 15:32 JST)

SPDRマンです。

どの世界でもよくある話なのかもしれませんが、若手や挑戦者ほど果敢にリスクを取りに行き、ベテランや重鎮ほど保守的な行動を取るという構図の記事を見かけました。

もっとも現役のファンドマネジャーと第一線を退いた立場の方では、そもそも発言で取れるポジションの範囲が異なるということもありますが、株式に投資している以上は楽観的に行きたいところです。

投資の世界は不思議なもので、無知ながらノリや勢いあるいはビギナーズラックでとてつもなく良いリターンを得ることができることもあれば、知識も経験も豊富で側から見ても素晴らしい運用をしていたとしても市場平均をアンダーパフォームしてしまうという現象も起こります。

「運」の一言で片付けてしまえばそれまでなのですが、投資の開始時期や人生に置ける資金需要のことを考えると、投資手法や相場観にはどうしても世代間対立が発生しているように感じます。

投資手法は実年齢よりも、投資に対する発想が若くフレッシュな発想(グロースや流行りのセクター別等)か老成したインテリジェントな思考(バリューや連続高配当)みたいに好みが分かれる気がします。

その一方で相場観は、個々人の属する年代に大きく影響している気がします。米国であればX世代やY世代のように各世代の特徴をもとにマーケティングが取り入れられておりますし、日本でも団塊世代とゆとり世代、バブル世代と就職氷河期世代では消費行動や金銭感覚がまるで異なります。

投資ブログも各々の投資スタイルにオリジナリティを感じる一方で、相場観に関しては結構年齢(世代)の影響を感じる記述を目にすることがあります。

そういったところまで意識してブログに目を通すと、新たな気づきがあるのではないかと感じたSPDRマンでした。

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感じる世代間格差と世代間ギャップ

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