バイオテクのにわか投資家、コロナ関連株の一時的な急騰を主導
(出典:ブルームバーグ 2020年5月27日 12:32 JST)
SPDRマンです。
市場全体から見れば、個人投資家が動かせる資産はたかが知れているのかもしれませんが、決して侮ってはいけません。
新型コロナ関連ニュースによって発生したヘルスケア関連株の乱高下は、よくわからないけどとりあえず飛びつき短期決戦をする個人投機家が急増したことが原因とのことです。
ヘッジファンドが乱高下の責任を回避するために、メディア向けに流したニュースである可能性も否定はできませんが、個人投資家の集団心理は時には市場全体をも動かすのです。
「ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか?」
バタフライ効果と呼ばれる、些細な動きがやがて大きな違いを生み出す原因となっているという仮説は、株式市場においては妙に説得力を感じるものです。
S&P500指数も気がつけば、当ブログが強気派に転じ買い煽りを開始した3月初め頃の水準まで戻ってきてしまいました。(悪ノリに付き合って下さった方はどの時点で買付していても含み益ですね笑)
正直こんなに早く回復するとは思っておりませんでしたし、かなり実体経済との乖離を感じます。
まだまだ不安な材料もかなりある中で、決して買ってはいけない水準という訳ではないのですが、人にオススメはしづらいといった感じですね。
それでも今のような時にこそリスクを取れる投資家の方が、更なる爆益の彼方に行く可能席も十分にあり得ます。
それなりに今回の上昇相場の恩恵も受けてはおりますが、その一方でやはり一定の備えも大切だと感じたSPDRマンでした。
意外と強気継続が正解かもしれません