米財務省、170億ドルの救済基金の留保検討-GEなどの利用に備え
(出典:ブルームバーグ 2020年6月17日 10:21 JST)
SPDRマンです。
急落の際に国防関連企業を守るために用意された救済基金を、当初念頭に置かれていたボーイング【BA】とゼネラル・エレクトリック【GE】が利用せず、ウォール街で調達し政府融資に頼らずに難局を乗り越えそうとのことです。
金融政策や財政政策で資金はジャブジャブですが、非常に健全な形で資金調達ができていることは市場にとっては大きなプラス材料ですね!
まだまだ油断はできませんが、万が一のことがあってもこれらの企業は国家安全保障の根幹に関わることもあり、国有化の選択肢も含めて必ず米国政府は救済することになるでしょう。
その際に投資家が報われるかは別問題ではありますが、依然として軍需産業は魅力的な投資先です。
昨今のESG投資等の流れから、政府系ファンドを中心に忌避される傾向があるのも事実です。しかしながら、投資しづらい投資先にこそ投資妙味があることもまた事実です。
また、軍需産業は他の分野と比べ最先端技術や技術革新の進捗の見極めが難しい印象です。
よく分からないところによく分からないお金が流れているときは、よく分からない儲かり方をすることがあるので、軍需産業に限らずよく分からず儲けた方が良いと思うSPDRマンでした。
よく分からないけどジャブジャブなところに妙味あり