足元の経済に踊らされると株価は読めない

2020/06/18

投資


日本株が絶好調なのは「おかしい」と言う人たち、じつは危ないワケ
(出典:現代ビジネス 2020.06.18)

SPDRマンです。

本日の出典元の記事は、SNS上でもシェアやリツイートされており、話題になっていたようですが、非常に的確な内容の記事だと感じました。

日経平均は歪んだ指数ですし、株価は事業が生み出す将来性によって決まるため、実体経済の先行指標であるはずです。

当ブログでもよく用いる「実体経済との乖離」という言い回しは、まさに現状に比べ「市場が考える将来予想は強気である」ということです。

金融緩和は単なるマネーゲームではなく、お金がジャブジャブで利回りの高い商品に資金が流入し割高になり利回りが低下し、債券等の安全資産からは収益が見込めなくなるため、株に資金が流れ込んでくるのです。

そして一番響いたのは下記の一節です。

株価の動きを100%読むことは、誰にもできない。それは大前提だ。しかしながら、そもそも株価が何によって決まるかを理解できていないでいると、株価を読むことにすら至らないのである。

当ブログはインデックス系の商品を推奨する立場のブログですので、株価は読めなくてもドルコスト平均法との組み合わせで最終的には何とかなるというスタンスではありますが、その一方で自らは思いっきりタイミング投資を実践するのは、完璧に読むことは不可能でも不完全なりにもできることはあるという立場でもあるからです。

未来を完璧に予測することは不可能でも、未来を予測することに挑戦することは、決して無駄ではありません。

仮説に基づき積み重ねて行く努力も悪くはないと思うSPDRマンでした。

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