指数プロバイダーはテスラにさえも多大な影響を持つ
(出典:バロンズ・ダイジェスト 2020/07/19 10:40)
SPDRマンです。
今週は今まで好調だったナスダック指数が軟調な一方でダウ平均が好調でしたね。
セクターローテーションが起き更なる上昇へと向かうと捉えるのか、ハイテクを中心としたグロース株が崩れる前兆と捉えるかは判断が分かれるところです。
市場全体を俯瞰する指数の動きは果たしてどうだったのでしょうか。
それでは今週の週間報告です。
全体で10.70%のプラスです。
先週末時点では、83,815円、8.37%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+23,272円)
値嵩株が軟調な印象でしたが、結果的には上昇しました。
個々の銘柄の動きはバラバラでも結果として上昇してくれるのが、指数連動商品の良いところです。
いよいよテスラがS&P500指数の構成銘柄になるか否かのおおよその方向性が判明します。
今年のテスラ株の急上昇の恩恵をS&P500指数連動商品は受けられませんでしたが、今の時価総額を維持して採用されるとなれば、大きな資金の動きが発生します。
個別株投資家もS&P500指数をアウトパフォームを目指す場合は、好む好まざるを別にして検討の対象にしなければならなくなるのかもしれません。
指数プロバイダーの策略には注意が必要であると感じたSPDRマンでした。
渦巻く公正さと利権の世界