「指数連動型」投信に1兆円超 若年層が流入、1~6月最高
(出典:日本経済新聞 2020/7/16 11:30)
SPDRマンです。
最近は資産形成の機運が高まっており、コロナショックを好機と捉え投資を始めた若年層は、主にネット証券でパッシブ(インデックス)投信を購入しているとのことです。
1~6月はパッシブ運用の投信(ETFを除く)に購入と解約などの差し引きでなんと約1兆1670億円の資金が流入したそうです。
当ブログが週間報告で利用しているeMAXIS Slim米国株式(S&P500)には同期間に約670億円が流入、前年同期比の約6倍とのことで、加速度的に伸びているようです。(非常に喜ばしい限りです)
その一方でアクティブ投信からは同期間に差し引き約750億円の流出だったそうです。対面販売が主戦場のアクティブ投信は対面営業ですので新型コロナによる自粛が影響したとみられています。
アクティブ投信にも良い商品はない訳ではないのですが、金融機関出身者等のごく一部の方を除くと当たりの商品を選び出すのは非常に難しいと思います。(というかほとんどハズレです笑)
とはいえ外国株式型(公販ファンド)の月間の流入額上位15位ファンドのうちパッシブ投信はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)ただ一つであとは全てアクティブ投信でしたので、まだまだパッシブ投信がマイノリティであることには変わりありません。
1兆円超の数字のインパクトは大きいですが、日本国内市場の中ではまだまだ米国株はニッチな分野で、しかもインデックス系の商品はマイノリティであると感じたSPDRマンでした。
参考資料
投信マーケット概況 2020年7月号(2020年6月末基準)
(出典:三菱アセット・ブレインズ 2020/07/07)
MABアナリスト・アイ 2020年7月号(2020年6月末基準)
(出典:三菱アセット・ブレインズ 2020/07/15)
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