ロバート・シラー氏「確実な経済予測をすることが難しい」

2020/07/28

投資

ノーベル賞学者、コロナ時代に「株」「不動産」「生活」はここまで激変する!
(出典:現代ビジネス 2020.07.28)

SPDRマンです。

米国株投資家にとってはシラーPER(CAPEレシオ)でお馴染みのロバート・シラー氏のインタビュー記事を見かけたのですが、見事なまでにもっともらしいことを言っている風に装いつつも中身がありませんでした。

タイトルに「コロナ時代に「株」「不動産」「生活」はここまで激変する!」と記載されていたため、シラー氏がどんな予測をしたのか非常に興味があったのですが、今回のショックの振り返りと当たり障りのない発言ばかりで、しまいには「不動産、株価、債権など主要な市場では、アセットが高値となっている上に、新型コロナによって失業率が急増したために、確実な経済予測をすることが難しくなっている」と完全に予測を放棄しておりました。

タイトルに見事につられてしまいましたが、大物のインタビューを取るなら何か発言を引き出して欲しいものです。完全に期待外れでした。

中身のないインタビューを取ってしまってもボツにはせず、出稿しなければ原稿料にならないため仕事なので致し方無いのでしょうが、ちょっと残念な感じです。

シラー氏がインタビューの冒頭に書籍『物語の経済学(Narrative Economics)』の宣伝も兼ねて逆質問している物語性の議論に関して、経済学の世界での最新の動向は存じ上げませんが、「大きな物語の終焉」以降の怪しい人文科学が混じり込んできている危険性を感じました。

経済予測がわからないことには同意ですが、ビッグネームと言えど議論に明瞭性が欠けてきたら少し疑ってかかった方が良いです。

情報は権威付けせず、是々非々で判断した方が良いと思うSPDRマンでした。

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CAPEレシオは良い指標ですが、インタビュー内容とは別の話です

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