今の相場にバリュエーションの議論の意味はあるのか

2020/07/29

節約


テスラ株下落-「驚異的」なバリュエーションにアナリストが警鐘
(出典:ブルームバーグ 2020年7月29日 10:36 JST)

SPDRマンです。

割高や割安というバリュエーションの判断は、本来投資家にとっての腕の見せ所なのかもしれません。

ただ、通常用いる株価純資産倍率(PBR)、株価収益率(PER)、配当利回りなどが今の相場において当てにならない状況の中で、通常の価値判断基準に基づいた解釈で投資に臨むと結局はバリュエーションを読み誤ることになります。

インデックス系の商品やセクター別の商品であれば、個別株ほど極端な割高や割安は回避しやすい傾向はある一方で、どんなに平準化されてもやはり割高になったり割安の局面というのは存在します。

タイミング投資に意味はないという言葉には、一括で投資を始めた方がより多くの資産を長い期間運用できる可能性が高まるため有利になることと、ドルコスト平均法で買い付けを実施しても結局は平準化されて行くという側面両方を強調している意味合いが含まれていると思われますが、結局は手数料商売の資産運用会社や証券会社の術中といった感じがします。

テスラに限らず株価が明らかにおかしい銘柄が多数出てきております。割高すぎるものもあれば、割安に放置されているものもあるかと思います。

全体に投資をすればある程度リスクを回避はできますが、全体が間違っていることもあるのが相場です。

意味のない議論にも何らかの気づき得て、時には人とは違う行動を取る必要もあると思うSPDRマンでした。

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