コラム:回復弱い日本の消費、危機感薄い政府 コロナ追い打ちも
(出典:ロイター 2020年7月3日 / 18:01)
SPDRマンです。
新型コロナの感染者数が再び増加してくると共に、経済活動の冷え込みのようなものを感じます。
SPDRマンも普段であれば絶対に依頼されないような方面から、お中元の商品を買ってもらえないかという相談がきました。快く応じることにしましたが、足元の経済状況は相当厳しいようです。
不況とともにキャッシュの価値が輝く時期があります。そういう一番苦しい時に投資や消費行動を起こすことができると、そのお金は非常に高い価値を生み出します。
お金は天下の回りものとはよく言ったもので、お金は貯めこんでいるだけでは価値は生まれません。人々が利用することで価値を生み出します。
日々株式投資の情報に接していると、S&P500指数やMSCIコクサイの連動商品がまるで定期預金か何かのような扱いになっておりますが、投資は社会や経済に価値を生み出します。(長期保有すればそれなり増えますし、これは貯金とは大きな違いです)
世間での金回りが悪くなる一方で、市場に供給される資金量は増えたため、キャッシュの価値は減って行きます。
投資も大切ですが、自身の価値観に見合うものを消費することもとても大切です。その消費が投資成果をさらに高めてくれます。
使い道のない資金は待機資金(生活防衛資金)以外はしっかりと働かせましょう。
もちろんキャッシュに対して相対的に価値が高まって行くゴールドなどに投資するのも魅力的な選択肢であることは否定しませんし、不況下では高騰し良い投資になる可能性も高いです。
しかしながら、可能であれば生産性の向上につながる株式投資や、経済を回すための消費をした方が良いと思うSPDRマンでした。
要は好みや気持ちの問題です