インデックス採用候補銘柄への思惑買い

2020/07/09

ETF


カカクコムやZOZO、スクエニ軒並み上昇ー日経平均の採用期待
(出典:ブルームバーグ 2020年7月9日 16:35 JST)

SPDRマンです。

伊藤忠商事によるファミリーマートのTOBに伴い、日経平均の採用銘柄が上場廃止となるため、組み入れの候補となっているカカクコムやZOZOなどに思惑買いが入り、株価が上昇しました。

大型株指数の宿命ではありますが、成長し株価が上昇したり思惑買いで高くなった段階で構成銘柄に採用されるため、割高な状態を掴まされます。

それでも新規採用銘柄は組み入れ後も伸びてくれるのが、インデックスの良いところでもあります。

この手の話を始めるとS&P500(VOO)のような大型株指数よりも、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(VTI)のように市場全体を買う指数の方がロスの少ないようにも感じますが、全体を買う場合はIPOや倒産による上場廃止とも向き合わなければならないので、それはそれでやはり手間がかかるため、結果的には誤差の範囲内に収まります。

そもそも最近はGAFAMのような企業が巨大化しすぎて、中小型株の市場全体に占める割合がますます低下してきており、VOOとVTIの動きがさらに同化して行くような気もします。(元々誤差の範囲内ですが)

そんなことを気にするよりは、明日の天気のことを考えたり、ボケ防止のために一昨日の夕飯は何を食べたのかを思い出した方が、はるかに良い人生を歩める気がしたSPDRマンでした。

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ベンチマークの誤差よりも入金力や買い付けタイミングの方が影響が大きいです

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