テスラ、4四半期連続の黒字決算-S&P500種採用の観測強まる
(出典:ブルームバーグ 2020年7月23日 6:47 JST)
SPDRマンです。
テスラが4四半期連続の黒字決算を達成し、S&P500指数採用銘柄の構成要件を満たすことになりました。
時価総額的には随分と前から文句なしの状態でしたので、いよいよ来たかといった感じです。(※まだ正式に採用が決まった訳ではありません)
もっとも、この四半期の株価の動きはこれだけの大型株としては異常と言って差し支えない状況でした。
S&P500指数採用への思惑買いや、仮に大手運用会社が先回って株式の取得に動いていたとしても、4倍近い上昇は異例だと言わざるを得ません。
それだけ期待が先行する企業であることなのは間違いありませんが、冷静に数字を追って判断する場合は更に手を出しづらい銘柄になってしまいました。
良くも悪くも指数連動商品はベンチマークに連動してポートフォリオが入れ替わります。
自分で管理する場合は恐らく手を出さないであろう銘柄に対しても、加重平均であればその時価総額に応じて組み込まれるため、自身の予想が外れ快進撃が進んでも恩恵を受けることができますし、逆に予想通り失速すればそのロスを甘んじて受け入れる必要があります。
割とテスラには淡い期待は持ちつつも、自分で株を選ぶ場合はやはり保有しないだろうなと感じたSPDRマンでした。
良い意味で期待を裏切ってくれることを期待しております