僅かな株価格差が生み出す大きな差(週間報告2020/08/09)

2020/08/09

投信


米国が不況でも株高なのに日本は冴えないワケ
(出典:東洋経済オンライン 2020/08/09 5:50)

SPDRマンです。

為替の影響もあり中々上手く上昇トレンドに乗ることのできない日本株や日本の株式指数と比べると、米国株は明らかに戻りが良い印象です。

ナスダック指数は既に最高値を更新しておりますし、S&P500指数も最高値更新まであと1%程の水準まで迫って来ました。

それでは最高値更新に迫りつつある指数による今週の週間報告です。



全体で12.97%のプラスです。
先週末時点では、90,478円、9.04%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+95,803円)※8月分50,000円の買い付け分が含まれます。

買付設定日がジャンピングキャッチになることなく順調に上昇しました。

円建てのS&P500指数連動商品の基準価額は、為替の影響もありまだまだ最高値の更新には遠い状況ですが、円建てで米国株投資のパフォーマンスを計算している方だと同じように足踏みをしている方もいらっしゃるかと思います。(こういう時にアウトパフォームできている方は、良い銘柄選定や良いタイミングで投資をできている方ですね)

決して健全な競争ではありませんが、通貨安誘導競争に円は若干競り負けてしまっている印象です。ただ致命的な打撃にはなっていないようですので、日本株にもこれから巻き返しを期待したいところです。

こういった僅かな差の積み重ねが株価格差の原因となり、やがて埋め合わせができない程の差となったのが、今の日米の相対的な株価格差なのでしょう。

これは投資家にとっても同じことが言えるのではないでしょうか。

そもそも投資をしているか否か、投資でしっかりと収益をあげることができているか、そしてそれを継続できているのか。

一瞬一瞬では本当に些細な差であると思いますし、どこかで気がつけば場合によっては挽回も可能ですが、時間の経過とともに複利の力が作用し気付いたときには簡単には追いつけない差が生じていることになるのです。

単純に米国株に投資するのが正解だと断定した形で言い切ることはできませんが、今の時点においては有力な資産形成の手段であることは間違いありません。

変わらない普遍的な価値というものも存在しますが、時代とともに投資の最適解は変遷して行きます。変化に適応できる投資を長期で続けることが重要であると感じたSPDRマンでした。

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人生も些細な違いが大きな差を生み出すことがあります

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