銀行株の選別を始めたバフェット氏

2020/08/15

投資


バフェット氏、米銀株の保有減 ゴールドマン「ゼロ」に
(出典:日本経済新聞 2020/8/15 8:15)

SPDRマンです。

7月末頃に、バークシャーが好決算だったアップル株ではなくバンカメ株の買い増しを実施たことがニュースになっておりましたが、開示された4~6月期の資料によると、JPモルガン・チェース株やウェルズ・ファーゴ、PNCファイナンシャル株の一部売却を売却していたそうです。

1~3月期に8割ほど売却していたゴールドマン株に関しては、4~6月期に全て売却したようです。

バークシャーの自社株買いや銀行株への投資など、ここ最近は米国株へ強気のスタンスのように報道されがちなバフェット氏でしたが、取引記録を見る限りでは慎重なスタンスを崩していないように見受けられます。

ある意味米国の金融株の親玉的存在であるバークシャーが銀行株を大量保有していることは、市場の安心材料になっているのだと思いますが、ウェルズ・ファーゴの減配など業績は芳しくありません。

現時点では比較的財務が良好だと言われているバンカメ株に寄せて来ているところを見ると、バフェット氏は公益を意識しつつも、やはりバークシャーの利益を最優先に考える投資家であると感じました。

クローガー株を買い増ししたり、金鉱株も購入するなどかなりディフェンシブな銘柄の選定に加え、6月末時点ではキャッシュポジションを積み増していたようですので、株主総会時点での慎重姿勢は変わらずと言ったところでしょうか。

アクティブ投資家は銘柄選定や購入売却のタイミングが腕の見せ所ですので、手の内を明かすことはないですが、コロナショック以降のバークシャーはかなり保守的に感じます。

実体経済が回復しているとは言い難い状況の中で、ナスダック指数は最高値を更新し、S&P500指数やダウ平均もコロナショック前の水準に戻りつつあることを思うと、今の相場は金融相場と捉えるのが自然な解釈だと思われます。

出遅れた方が強気の買い増しを実施してもまだまだ利益は出る水準だと感じる一方で、バークシャーの動きを見ていると、近々また大きな買付のチャンスがやってくる気がしないでもないSPDRマンでした。

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今の時期は仕方ありません(笑)

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