見解が分かれているうちが華

2020/08/25

節約


コロナ禍で物価押し上げ、それとも抑制-分かれる見解に決着はまだ
(出典:ブルームバーグ 2020年8月25日 16:35 JST)

SPDRマンです。

インフレに対する今後の見通しが、識者の間で見解が二分しているそうです。

割と経済見通しでも根幹に関わる部分ですので、非常に重要な話ではあると思うのですが、なかなかこの手の予想が当たらないのが経済の難しいところです。

正直、日本で過ごしているとあまりインフレの影響を感じる機会が少ないのですが、世界的にはかなり珍しいケースですので今後は知らぬ間に着々とステルス値上げ等で苦しくなってくるのかもしれません。

デフレを脱することができない日本でハイパーインフレネタはあまり流行りませんが、一応は可能性がある話なのです。

もっとも議論は見解が分かれているうちが一番面白みがあり、ほぼ決着がつきそうな展開になると話題にすらならなくなります。

指数の銘柄入れ替えのシーズンとなり、ダウ平均からエクソン【XOM】が除外されセールスフォース・ドットコム【CRM】が採用されることになりました。

エネルギー関連企業が経済の根幹を担っているという認識は、徐々に過去のものとなつつあるのかもしれません。(ハイテク全盛期の時代に何を今更と思うかもしれませんが、化石燃料のプロダクトは身の回りに溢れております)

しかしながら話題に上がるうちは、本当の意味で割安ではないのでしょう。世間から見向きすらされなくなったときに企業としての本当の真価が問われるのだと思います。(スティーブ・ジョブス氏再登板前のアップルが典型ですね)

知られていない・忘れ去られた銘柄にこそ妙味があると思うSPDRマンでした。

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