コロナで変わった消費行動(週間報告2020/09/06)

2020/09/06

投信


アングル:コロナ自粛で米国消費が急変、浮いたお金で高額支出も
(出典:ロイター 2020年9月6日 7:46)

SPDRマンです。

今週は週の後半に大きく崩れた一週間となりましたね。

それでも崩れる直前に円建てS&P500指数連動商品は最高値を更新していたので、あまり市場に悲壮感のようなものはなく、余裕すら感じる雰囲気ですね。

ここから更に鋭く落ちて行くのであれば、また環境もガラリと変わって来るのかもしれませんが、昨今の経済事情を鑑みると各国政府や中央銀行が株安による恐慌を何としてでも回避しようとしている動きが見られますので、まだそれなりに落ち着いていられるのかもしれません。

それでは今週の週間報告です。



全体で16.49%のプラスです。
先週末時点では、198,228円、18.86%のプラスでしたので減りました。
(先週比:+33,285円)※9月分50,000円の買い付け分が含まれます。

基準価額は大きく下がりかなり大きく崩れた印象でしたが、客観的な数字で見るとあまり大したことはなかったようです。

今年は3月の急落の影響もあり、かなり感覚が麻痺しているのかもしれません。

コロナの影響で消費行動ひいてはお金の流れが本当に大きく変わりました。それによって壊滅的な打撃を受けている産業が多くある一方で、逆に恩恵を受けている業界があるのもまた事実です。

さまざまな消費財で長年有効だった消費モデルが新型コロナ危機とともに通用しなくなりました。

新たな需要を取り込めた一部の企業(意外と高級品が好調のようです)は価格競争力を身につけ企業価値を高めて行く一方で、消費者は値上げに苦しみ、需要を失った企業は人件費や広告宣伝費を削り利益の確保に邁進していかなくてはなりません。

このような変化の中でも企業は収益力を高め株主に還元しようとしてくれており、苦しい経済状況下でも投資を継続できている方は大変幸運だと思います。

人の消費行動は大きく変わっても、それを取り込むことができる企業に投資を続けることが、やはり大切だと感じたSPDRマンでした。

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