目がくらんで短期売買と前澤氏、コロナ禍の株式投資で44憶円損失
(出典:ブルームバーグ 2020年9月7日 14:50 JST)
SPDRマンです。
ZOZOの創業者の前澤氏が、コロナ禍で乱高下する相場で短期売買を繰り返した結果、44億円溶かしたそうです。
ご本人の資産の全体からしたら大したことない割合の額なのかもしれませんが、世間一般には結構大きな金額です。
投機的な手法は爆益を手にすることができる可能性がある一方で、やはり外した時の損失は計り知れません。
ソフトバンクグループが米ハイテク株でオプション取引を実施するなど、デリバティブ系の商品の活用の報道もありました。
アート市場にも投機的なマネーが流入しているようですので、あるところには資金が有り余っており、マネーが投機に向かっていることが伺えます。
投機的手法で一気に資産を築くことも、長期運用で着実に資産を形成して行くことも、どちらもしっかりと結果が伴えばそれは立派な投資だと思います。
ただ確率で考えると、投機で財を成すことができる方は一握りで、長期投資で資産を築ける方のほうが圧倒的に多く可能性も高いです。
短期的なゼロサムゲームに加担することも、人によっては大きな飛躍につながりますが、成功者の陰には圧倒的多数の敗者の存在があります。その犠牲が積み重なることによって、長期投資の複利の効果は更に高まるのです。
市場を養分とするのか、それとも市場の養分になるのかは、自身の適性をしっかりと見極めた上で相場に臨んだ方が良いと感じたSPDRマンでした。
流行りの銘柄追いかけて、金持ちになったらボランティアしてみたい、って投資家もチラホラ見かけます。— お馬鹿投資家 (@Og6VmIj0RiUEl2Z) September 5, 2020
でもさ、
「高値で買ってあげて安値で売ってあげてるんだからもうボランティアしてるじゃん」
お金持ちのボランティアを市場は求めております