長期政権の後は短命、「呪い」解くのは菅氏か-16日に首相就任へ
(出典:ブルームバーグ 2020年9月15日 6:00 JST)
菅政権が誕生することになりましたが、日本経済ひいては日本人投資家にとって重要な日本の相場環境に重要なのは、政権が安定した長期政権になることです。
日本では長期政権が終わった後は短命な政権が続くというジンクスがありますが、これは株価にとって非常にマイナスです。
首相の就任日から退任日までの株価をローソク足(4本値)で示した「首相足」というものが存在します。
日経平均株価の首相足チャート
出所:首相足 - Wikipediaより引用 (CC BY-SA 4.0)
もちろん景気には波がありますので、必ずしも時の政権の経済政策が効果を上げているとは限りませんが、首相足のパフォーマンスでその政権が経済に力を入れていたか否かが大体分かります。
足を含めたローソク長さが比較的長くプラスで終えている政権は、佐藤、中曽根、竹下、小泉、安倍(第二次)と、バブルだった竹下政権を除くといずれも長期政権だった傾向があります。
やはり政治の安定が経済や株式市場の安定につながりやすい傾向があるのでしょう。
株式市場や経済のためにも安定した長期政権が望まれます。安定した政治で再び日経平均の最高値更新を目指して欲しいと感じたSPDRマンでした。
細かいことはどうでも良いのでバブルが弾けない株高になればOKです