米株相場のボラティリティ-再燃、根強い楽観論に一部で警告の声
(出典:ブルームバーグ 2020年9月24日 9:15 JST)
SPDRマンです。
ここのところ米国市場は調整気味ではありますが、ボラティリティーが高い割に楽観論が根強いとのことです。
確かに下落したとは言え、今年は2、3月の相場のことを思うと全然余裕がありますし、円建てで計算するとここから更に3割下落してようやく3月の底値近辺ですので、まだまだ拾いに行くタイミングを伺っている方も多いのではないでしょうか。
個人的には、オーソドックスに米国の利上げまでは強気のシナリオで良いと思っているのですが、市場は新型コロナ関連と景況感にとらわれ過ぎており、内政問題ばかりに目が向き過ぎていて、外交面、特に米中対立やコロナの影響で大きく動きのあったパワーバランスの変化から生じる軍事衝突といった不測の事態のリスクが見落とされているような気がします。
官製相場で守られるかのような日経平均2万3,000円ライン(今のところ為替が上手く作用しているように感じます)は、米国市場の急落次第では保てないかもしれませんが、大統領選と同様に日本の衆議院の解散総選挙にも株価は大きな影響力を持っております。
もっと急激に落ちないと悲観的な相場にはなりませんし、Fear & Greed Indexなんかはまだまだ中立の状態です。(買い時にはまだまだ遠いです…)
できれば秋は全くお金を動かさず、可能であれば冬の賞与等のタイミングでまとまった資金を追加投資する際に悲観的な相場になっていてほしいSPDRマンでした。
キャッシュポジションを残しておきたい相場