今週は株よりも為替が動いたように感じた一週間でしたね。
世界の債券市場は、中央銀行の新型コロナ対応による大規模買い入れによってボラティリティーが下がり、他の指数との相関関係が崩れシグナル機能が低下しているそうです。
代わりに機関投資家は為替レートへの着目を強めているそうです。
影響を受ける為替ヘッジなしの商品は果たしてどうなったでしょうか。
それでは今週の週間報告です。
全体で14.41%のプラスです。
先週末時点では、185,297円、16.10%のプラスでしたので減りました。
(先週比:-19,397円)
指数の下落以上に為替の変動が影響した一週間となりました。
政策担当者の関心も債券から通貨に移っており、例えばECBがユーロ高に対する口先介入を実施しているように、日銀も今回は他国の中央銀行に競り負けないよう頑張って欲しいところです。
金利差のない時代に外国債券に投資することは、元々為替リスクはありましたが、実質FXに近い叩き合いの様相を呈してきております。
安全だと思われていた資産がある日突然安全でなくなることは意外と起こります。
保守的だと思われていた運用が逆にハイリスクな投資になっていることもあるため、生活防衛資金・キャッシュポジションも含め自身が「何」に資金を投じているのか改めて考え直してみる必要がありそうです。