米国の大統領選も佳境に差し掛かっておりますが、まぁ何が起きても不思議ではありませんし、どちらが大統領になったかによって投資方針が変わるようなスタンスは基本的には良くありません。
結局、一貫した姿勢で臨んだ方が見込めるリターンが高くなる可能性が高いことに変わりはありません。
ただし、今想定されている前提というのは常に崩れる可能性があることを織り込んでいる必要があります。
自らの投資手法が天動説に基づく前提で組み立てられていることが往々にしてあるのです。ある日突然、実は世の中は地動説で動いていること知らされたとしても、何ら変わることのない対応ができることが望ましいです。
世の中にはおかしいことがたくさんあります。しかし、その不合理がまかり通っているのが現代社会です。
どちらが大統領選で勝とうと、実力のある企業は上手く切り抜けますし、それ以上に投資家は市場の恩恵を受けることになるでしょう。
投資家それぞれに当然好き嫌いはあると思いますが、清濁併せ呑む力が時には必要です。