大手は中小に責任を押し付ける

2020/10/29

投資


割とどこの世界でもある話かと思いますが、結局しわ寄せは弱者に向かうのです。

現在、反トラスト法絡みで政治家たちが絶賛巨大IT企業を寄ってたかって甚振っておりますが、なんだかんだ言っても巨大IT企業は強く政治力もあるため、このプロレスを回避して結局は生き延びるのです。

そしてその流れ弾が直撃するのは、今をときめく中小IT企業です。

もちろん一部は上手くかわして、後々巨大IT企業へと変貌を遂げて行くことになるかと思われますが、逃げられなかった企業は大変な目に遭うのです。

通信品位法230条の改正によって巨大IT企業の独占を崩そうとすればするほど、中小IT企業も同様の法律で苦しむ可能性は高いです。

下克上的な話は好きですが、GAFA解体のために司法が動いている中で同じ領域で勝負しようとしている銘柄は、巻き添えを喰らい明暗が別れることも十分に考えられます。

この手の問題に巻き込まれないためには、他とは全く異なることをしている企業を見つけ出せると非常に強いです。

判別できないときは、分散投資でリスクを減らしつつ、含まれているであろう強い企業の恩恵にあやかりましょう。

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