感染拡大と楽観の狭間での指数最高値更新と今後の行方

2020/11/14

投資


割とガチっぽい記事タイトルで釣っておきながら、今週の後半は全然株価をチェックできておりませんでした。

気がつけばいつの間にか指数が最高値を更新していたという印象ですが、円建てですと最高値を更新しておりませんので、前回のS&P500指数最高値の時よりもそれだけ円高方向に進んでいるということです。

欧米だけではなく日本国内でも新型コロナの感染者数が再び拡大に向かい、その一方で日米ともに明暗の別れた企業業績と決算が、K字型の景気回復の様相をより一層鮮明に映し出しているのではないでしょうか。(その割には何故かセクターローテーションが発生したりします)

好決算に沸く一部の銘柄によって多大な恩恵を受ける投資家がいる一方で、明日の雇用すらままならない状況になりつつあるような大手企業の従業員も出てきているようです。

今週は投資にあまり気をかけていられない程度に本業の方で動きがあったのですが、点と点が繋がり線となる瞬間がありました。

腑に落ちる説明ができ自らが納得できることは、仕事においても投資においても非常に大切です。

指数が最高値を更新しようが全く気にならない状態で投資を続けられることは、兼業投資家にとっては精神衛生上非常に良い環境だと言えるのではないでしょうか。

トレーダー的な手法で投資に臨む場合は全く立場が異なりますが(市場の些細なシグナルを見極める必要があります)それでも自分のポジションに対し確信と自信が持てることが非常に重要です。

恐らく今は含み益の投資家の方も多いと思いますので、急な展開で追い詰められる前に事前準備をするには良い機会なのではないでしょうか。

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