投票前から織り込まれておりましたが、当日中に結果が決まりませんでしたね。
色々と言われておりますが、各州の結果を眺めてみると4年前とあまり変わらない印象ですね。
そう簡単に投票の傾向は変わらないものです。
おそらく今回の選挙の勝敗を決定する鍵となるペンシルベニア州に関しては、選挙戦終盤に大きな動きがありました。
地元紙の一つピッツバーグ・ポストガゼットが、最後のテレビ討論会の発言を受けてトランプ氏支持に転じました。
ペンシルベニア州は東海岸的なフィラデルフィアとラストベルト寄りのピッツバーグとで、東部と西部でかなり環境が異なる州ですが、地元紙は概ねリベラルな論調の州でした。
やはり石油産業の転換発言が響いているように思います。バイデン氏は結果として民主党左派へ配慮した発言によって足元をすくわれた形です。
まだ勝敗が正式に確定した訳ではありませんが、バイデン陣営は非常に苦しい展開です。
どちらが勝ってもおかしくない選挙戦ですが、ほんの僅かな差が大きく結果を分かつのです。
投資も同様に些細な違いが大きな差を生むことがあります。
たとえどのような展開になったとしても投資家にはチャンスが巡ってきます。