割安な投資対象はなく、現在は買い時ではない(週間報告2020/12/06)

2020/12/06

投信


今週は12月に突入し、いよいよ一年の締めくくりが近づきつつあることを感じた一週間でした。

今週のバロンズにハワード・マークス氏のインタビューが掲載されておりました。

3月の急落の際のマークス氏の論調は見事だったと思いますし、的確な指摘により当ブログもその恩恵を受け助けられました。

そのマークス氏がアセットクラスごとの比較において、現在は割安な資産は存在せずリターンの見通しは低いと指摘しているそうです。

それでは、割安割高関係無く積み上げられている今週の週間報告です。
全体で19.34%のプラスです。
先週末時点では、231,209円、19.25%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+60,614円)※12月分50,000円の買い付け分が含まれます。

主要三指数が最高値を更新したため最終的には上昇しましたが、上昇幅は穏やかでした。(割と細かいどうでも良い話かもしれませんが、楽天証券の画面デザインが少し変わりましたね)

マークス氏はパンデミックの際にご子息と同居する機会があったそうなのですが、ご子息はグロース株を好んでいるそうで、成果の出ているグロース株は妥当な価格か割安であると説得を受けたそうです。(マークス氏の息子は相当ビンビンということですね)

資産管理に関する考え方は年齢的な問題もありますが、若い時ほど過剰なリスクを取りがちですし、逆にある程度資産を形成したりそれなりに歳を重ねてしまうと保守的な運用にとどまりがちです。

投資のスタイルに関しては好みの問題もありますので無理に変えようとするものではないと思いますが、投資スタイルや手法にかかわらず誰にとっても割安で買い時である瞬間というのが訪れることがあります。

タイミングを狙って投資を行うことはかなり難しいですが、たまたまそのチャンスに偶然居合わせる機会は訪れますので、そういった際に動ける投資家でありたいものですね。

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