完全な経験則ではありますが、翌年に向けての予想が強気に出ている時は、実際にその通りには中々ならないというのが世の常のような気がします。
そろそろ上昇が止まり下落局面が意識されていると、スルスルと相場は上昇して行きますし、逆に強気一辺倒の時が大抵天井だったりするものです。
また、悲観一色の際は絶好の買い場であることが多く、そういう時に限って手元に資金が用意できなかったり、逆に長期の上昇相場の時ほどキャッシュポジションがダボついてしまうように世の中は出来ています。
なかなか思い通りに行かないのも相場の醍醐味ではありますが、最後はしっかりとした成果を得たくなるものです。
ありふれた投資手法でも、突飛なスタイルでも、結局生き残るのは自分の信念を貫いた少数派です。
恐らく得意とする投資手法は人によって異なりますので、途中経過のプロセスは相当違うものになると思いますが、どんなスタイルで挑んだとしても一時的な停滞は経験します。
投資の世界では、大体において世間の逆を行けば上手く行くケースが多いです。
ですので悲観的なニュースや爆損報告が多い方が、実は相場にとっては良いのです。
