投資以前の問題としてお金の管理のしっかりとできるかというのは、現代社会を生きる上で非常に重要な要素だと思います。
ちょっとしたマネーリテラシーの差が積み重なると大きな差となるのです。
多重債務の問題などは、一昔前の消費者金融のような高金利の悪質な貸し出しが問題なのではく、クレジットカードや銀行カードのローンに加えリボ払いなどの利子が借り手に見えづらい形で積み上がって行くのです。
某皇室の方で揉めている婚約者の借金問題みたいなのは論外だと思いますが、本当に必要な借金というのも存在しないわけではありません。
融資による信用創造こそが金融機関の本来の役割だと思いますが、残念ながら思い描いた通りに機能はせず実態は担保を元に金を積んでいるだけです。
株式投資や債券投資は、捉え方によっては借りる側ではなく貸す側に回っていることになります。
その成果が配当金や分配金、金利となり恩恵を得られるのですが、そこには当然リスクも存在します。
借りる側に回る人生よりも貸したり投資する人生の方が個人的には良いと思っております。
一部では投資するために借りるという戦略を取る方もいらっしゃるかと思われますが、これは勝負に出るスタイルですので万人向けではありません。(適性がある方が一定数いるのも事実です)
リターンにはそれ相応のリスクが伴います。その判断は、最終的には自分自身に委ねられております。