年末になると今年のパフォーマンスが確定したり、来年の相場の予想などが溢れ始め、自分の立ち位置を確認する方も多いのではないでしょうか。
投資と真摯に向き合う姿勢は非常に大切なことだと思いますし、それによって腕前を上げて行く投資家が一定数いるのも事実です。
その一方で、ただ単に指数や他人との投資成績の比較に終始するような分析で終わるのであれば、そういった年末の総括はあまりお勧めできません。
今年はコロナショックからの金融緩和による株高となり、かなり上下の振れ幅が激しい年でした。
思うように結果が出なかった方もいらっしゃるかと思いますが、上手く上昇相場に乗れた方は相当成績が良いはずです。
もちろん実力で爆益を手にしている方も一定数いらっしゃると思いますが、当ブログのように相当いい加減な投資をしているタイプでも3月に動けていればかなりの利益が乗っているので、今年の成績はあまり過信しない方が良い気がします。
他との比較が気になるうちは本当の意味での投資をできておりません。
もちろんプロとして資産運用をしている方は別ですが、個人投資家は自分との戦いを制してこその運用です。
求められるのは敢えて周囲のことを気にしない鈍感力です。