自己顕示欲を満たす投資先(週間報告2021/01/24)

2021/01/24

投信


今週は再び三指数は揃って最高値を更新し、特にナスダック総合指数の上昇率が際立つ週となりましたね。

また、ラッセル2000指数は3週連続で続伸しており小型株やハイテク関連が引き続き強いです。

それでは好調な最中での今週の週間報告です。



全体で24.49%のプラスです。
先週末時点では、299,074円、23.00%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+19,426円)

ドル安が懸念されておりましたが、なんとか為替も持ちこたえ円建てでも上昇しました。

おそらく今の好調な相場の中で多くの投資家がより儲かる投資先を模索していることと思います。

投資は資産形成という現実的な問題と、その過程における成功体験という二つの側面から捉えることもできます。

資産は日々の生活や将来に余裕を与え豊かさをもたらしてくれます。その一方で資産運用は競争原理がはたらいているため、他の投資家や市場平均との比較という問題にも直面します。

ブランド品の消費だけではなく、アウトパフォームする銘柄の選定やポートフォリオの構築というのは投資行為における自己顕示欲の表れです。

満足感(優越感、気持ち良さ、自己肯定)を得るための競争が資本主義社会の原動力であることは紛れもない事実です。

問題は自己顕示欲を上手く利用できるか、それとも利用されてしまう側に回ってしまうかの違いなのでしょう。

市場の特性だけではなく、自身の性格や傾向を把握した上で投資に臨んだ方が、より良いアプローチにたどり着けるかもしれません。

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